METROPOLITAN VERTICAL CITIES

METROPOLITAN VERTICAL CITIES (垂直型都市計画)

構想
急速な増加の一途をたどる世界の人口に反して、それを養うべき天然資源は減少し続け、環境へのさらなる負担は未曽有なまでに深刻な状態の中、フランク・イェンドリッシュ(Frank Jendrisch)は既に90年代の初頭より垂直方向の自給自足可能な都市計画の構想を抱いてきました。

新次元
この天に向かって縦方向に作られる町は大都市の中心部に建てられ、その機能性、大きさや高さのゆえに独特な大都市型機構を作り上げます。同時に ― それは従来の『水平方向』に広がる都市に違わず ― 商業・レジャー施設、レストラン、劇場や美術館などの文化的施設、医療施設、教育施設、それに公園などの都市生活に欠かせないインフラストラクチャーを全て併せ持つものでなくてはなりません。それらすべての都市基盤が1,600mの高さ、400階にものぼるひとつの建物の屋内に収容されるのです。これは現在世界一の高さを誇る建造物であるブルジュ・ハリファの、なんと裕に2倍の高さにもなり得ます。実際にエジソン・タワーのプロトタイプでは、25万人もの居住者が生活することが可能なのです。

エネルギーの自給自足
この超高層建造物の膨大なエネルギー消費を賄うために、私たちはエネルギーを再生可能な資源を用いて自給するコンセプトを考えだしました。それぞれの建物には巨大なソーラー・アップドラフト・タワーが設けられ、ここで風荷重と廃熱を大型タービンに通することによって発電します。この地熱エネルギーは暖房や冷房、および氷の貯蔵の為に消費されます。巨大なガラス張りのファサードには透明な太陽光起電ガラスの技術である(LIGHTYEARS™)が採用されます。こういった多くの技術の集結により、環境に負担をかけることなく必要なエネルギーの大部分を充足的に自給することができるのです。

交通・流通機構および安全管理
その交通機構もまた従来の大都市のそれと同じように ― 但しやはり垂直方向に!― 機能しなければなりません。リニアモーター搭載の与圧されたエレベータによって交通・輸送管理は制御され、それぞれのフロアとスカイロビーが直結されます。このケーブルレスのシステムは今までの物と比較してより高速であり、汎用性に優れています。このSkylift™ というイノベーションはThyssenKrupp社との合同開発によって生み出されました。TOWERPLANTS™のテクノロジーは安全・防災管理や騒音・振動軽減といった幅広い分野において、全く新しい基準を確立したのです。これらの最新技術の複合がこの複雑な巨大システムの円滑な運営の成功を保証するのです。