SUPERCELL™

Supercell™

近年の世界人口と工業市場の激増のあおりをうけ、石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料が底をつくことが刻一刻と迫るなか、この代替燃料などの資源を研究・開拓していくことは現在における最重要課題と言って過言ではありません。また前述のEVEREST™でも触れましたが、世界の食糧問題における他の補充的な代替となるものを考慮していくことは、むしろそれ以上の重要性を有していると考えられます。

風力・太陽光・及び地熱エネルギー -持続可能資源への新しい試み-
SUPERCELL™のプラントではその風力原動機であるソーラー・アップドラフト・タワーと、地熱・太陽熱エネルギー源をもとに、非常に高いワット数にて発生された電力を使用することによって(METROPOLITAN VERTICAL CITIES™参照)最もクオリティの高い栄養物資やエネルギーの生産が可能なのです。

SUPERCELL™の下部分では海水から水素が取り込まれ、上部分では人工照明下のバイオリアクターにて大量の微細藻類の培養が24時間体制で集中的に行われます。

水素処理・水素化分解
水には原油に劣らないほどのエネルギーが!
SUPERCELL™のタワープラントは常に臨海エリアに建っています。忙動期に必要なエネルギーは、未使用の水素を多く取り組むことによって生産・貯蔵されます。還元処理(酸化物除去)に用いられるこの水素プラズマは目下、研究開発の段階にあります。

海水が燃料に!
微細藻類は生態系の一番下に属する単細胞の原生動物のひとつです。私たちはこの藻類が体内外で生成する脂質を精製することにより、質の良い油脂やハイエンドな添加物といった栄養食品を製造することに成功しました。また、このようにして作られた有用物質のひとつであるケロシンは、航空運輸業に於いて従来のケロシンより18%も効果的であり、なおかつ環境保全・自然保護の観点でもはるかに優れています。

藻類はエネルギー課題に困窮する地球の救世主!
海水藻は自身の生息や光合成に必要とする二酸化炭素を吸収することによって、地球の大気中の70-80%にも上る割合の酸素を供給していると言われています。近年の研究では同じことが水素生成にも当てはまると考えられています。私たちが日々排出する様々な廃棄物処理の重要性においても、海藻を含む水生バイオマスは、有機物を多く含む再生産可能エネルギーとして注目されています。タワーの5つの翼棟にはそれぞれ88階にも及ぶバイオリアクターの中で数多の種類の微細藻類が大量に培養されており、SUPERCELL™はその大量の二酸化炭素ガスをその培養材料として処理します。

SUPERCELL™の最大のイノベーションは、10万平方メートルの敷地の中になんと180万平方メートルもの生産スペースを設け、100%クリーンなエネルギーや食品が作られていることです。バイオマスの観点で言えば、これは16平方キロメートルにも及ぶ農耕地を置き換えるものです。さらに画期的なのはそのすべてが世界中のどの海岸でも実現可能だということです。

SUPERCELL™は都心部の生活排水などを再びクリーンな状態に処理し、窒素やリン酸合成物を使用して微細藻類の成長を促進することもできるのです。